「自己破産をすると海外には行けなくなる?」

「パスポートに自己破産したことが記載される?」

自己破産をすると海外に行くことに支障が出るのでは、と不安や心配になるものです。自己破産の手続き中において、一時的に海外へ行くことへの制限がかかることはありますが、パスポートへ自己破産をしたという情報が記載されることはありませんし、それによって入国審査に引っかかるということはありません。

それでは、自己破産と海外旅行や出張への影響について、詳しく説明していきましょう。

自己破産しても海外に行ける?

自己破産をしても、旅行や出張の際に海外に行くことは可能です。

その際に、パスポートを持てるのか?また、パスポートに破産したことが記載されていてバレるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、心配ありません。

自己破産によってパスポートの申請や更新に支障があることはありませんし、自己破産をしてもパスポートを新しく取得することも可能です。また、パスポートに自己破産についての情報が記載されることはありません。

そのため、出入国審査で、自己破産をしたからといって制限を受けるようなことはありません。

自己破産の手続き中は海外へ行くことに制限がかかる

自己破産をしても、海外に行くことが出来ると説明しましたが、自己破産の手続き中に限っては制限があります。

手続きが進んでいる数か月間(およそ半年間)は、長期に所在地を離れることが難しいです。これは、破産宣告をしてから免責が決定するまでの間は「勝手に住所を変えたり、旅行に行ってはいけない」という法律上の定めがあるためです。

事前に裁判所の許可があれば行くことができますが、裁判所の許可が下りなければ海外に行くことは出来ません。そのため、自己破産の手続きをしている期間に限っては海外に旅行や出張で行くために許可が必要です。

ここで、もう一度お伝えしておきますが、制限がかかるのは、『手続き中』です。

自己破産をすると海外旅行に行けなくなるという誤解は、ここから生じているので注意しましょう。

自己破産による海外旅行への影響

自己破産の手続き中は、制限がかかりますが、事前に許可を得れば何も問題ありませんので、自己破産の手続き中でも自己破産後であっても海外旅行に行くことができます。

しかし、自己破産をすると、ブラックリストに10年程載ってしまうことになりますので、ブラックリストによる制限が発せします。

ブラックリストに載ると、クレジットカードが利用できなかったり、借り入れが出来なくなりますので、海外旅行の際に不便が生じる可能性があります。

現金を持つ必要がある

海外旅行に行く際に、通貨の異なる場所では支払いの際にクレジットカードの使用が大変便利で役に立ちます。また、アメリカへ入国する際に申請の必要なESTAの支払いもクレジットカードで行うことになっています。

しかし、自己破産をした場合には、信用情報機関へあなたの事故情報が約10年は載るため、その期間においてはクレジットカードを持つことが出来ません。とはいえ、クレジットカードを持ていないからといって海外に行けないわけではありません。

ESTAの申請に関しては、自分のクレジットカードで支払う必要はないので、ご家族や友人に立て替えてもらうということで解決できるでしょう。また、ブラックリストに載っていてもデビットカードは使えるため、デビットカードでESTAの申請はできます。

クレジットカードが使えなくなると、多少、不便になることは避けられませんので、海外に行く際は、両替をして現金を持っていったり、デビットカードを利用するようにしましょう。

海外で働くことは出来る?

出張で、海外に行くことを命じられた場合に現地で働くことはできるのでしょうか?

この場合には、問題なく海外で働くことが出来ます。自己破産の手続きが終わり、免責が決定すれば借金を返済する必要はありません。生活上の制限もほとんどなくなります。そのため、海外で働くことも出来ます。

まとめ

・自己破産をしても、旅行や出張の際に海外に行くことは可能です。
・自己破産によってパスポートの申請や更新に支障があることはない。自己破産に関する情報がパスポートに記載されることはない。
・自己破産の手続きをしている期間に限っては、所在地を離れることができないので海外に旅行や出張で行くことが出来ない。
・自己破産をした場合には、信用情報機関へあなたの事故情報が5年~10年は載るため、その期間においてはクレジットカードを持つことが出来ないため現地での支払いは現金などを用意しておく必要がある。

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