「おまとめローンしたけども返済がキツイ」

「おまとめローンでも任意整理できるの?」

消費者金融や銀行など、複数の場所で借金を作ってしまい、おまとめローンを利用したが、それでも返済に苦しむ人は少なくありません。そんな場合は、生活を好転させるためにも、何か別の手を打たなければならず、解決策として債務整理が考えられます。そこで、今回はおまとめローンと、手軽に行える任意整理について説明していきましょう。

おまとめローン自体を任意整理することは可能?

結論からいうと、おまとめローンを任意整理することは出来ます。

任意整理は、あくまで代理人を通じたカード会社との交渉で進められるため、カード会社が交渉を受け入れた場合には任意整理をすることが出来ます。

ここで大事なことは、「おまとめローン」は、一般的な借金(キャッシング・ローン)と同じということです。

アコムやプロミスなどの消費者金融から借り入れた借金と、おまとめローンは同一なのです。

「おまとめローン」という言葉があるため、通常の借金とは別物と思いがちですが、複数のカード会社の借金を、単純に1つのカード会社にまとめただけなのです。

おまとめローンとは?

おまとめローンとは、複数のカード会社に対して借金をつくっている場合に、借り換えによって借金を1つにまとめることです。

借金をひとつにまとめることによって、月々の返済額を抑えて、返済しやすくすることが出来ます。これによって、月々の返済額は減るものの借金の総額は変わることはありません。

むしろ、月々の返済額を減らすことによって完済までの期間が延びるため、その分の利息分を含めると、借金の総額は増える可能性さえあります。
※カード会社によっては、おまとめローン利用することにより金利が安くなるので、総額が抑えられる場合もあります。

おまとめローンのメリット

おまとめローンのメリットは、月々の返済額を減らすことによってきちんと借金を返済していくことが出来ること。そして、複数ある借金をひとつにまとめることによって、どのカード会社にどれだけ借金があるのか、どのくらい返済していくのか複雑になっていたものを、明確にできます。

また、おまとめローンは、債務整理の手続きと違い、ブラックリストに載ることはありません。そのため、借金の返済額をとりあえず減らしたいがクレジットカードを引き続き使用したいという方や、車や住宅のローンが残っていてブラックリストに載ると何かと不都合があるという方にとってはおすすめの方法です。

ブラックリストとは?

ブラックリストとは、あなたが借金の返済を滞ったり、返済が難しい場合に信用情報期間に事故情報が載ることを言います。任意整理や個人再生、自己破産といった債務整理の手続きを行った場合には、あなたの事故情報が信用情報期間に載ります。

ブラックリストに載ると?

一度ブラックリストに載ると、5~7年程度は削除されることはありません。ブラックリストに載っている間は、あなたへの信用がないと判断されてしまうためクレジットカードの使用や、新たな借り入れが一切出来なくなります。また、ローンを組むことも難しいです。

しかし、あなたが現在借金の返済に行き詰まり滞っている場合であれば、すでにブラックリストに登録されている可能性もあります。そうであれば、債務整理の手続きをしてブラックリストに載ることはさほど問題になりません。むしろ、きちんと債務整理をして借金を減らし返済を行っていくことによって経済的な安定を取り戻すことが出来るでしょう。

おまとめローンと任意整理の比較

任意整理は、借金を減額できる

任意整理とは、利息や過払いの計算をし直して月々の借金の返済額を減らしたり、支払いまでの期間を引き伸ばすことの出来る手続きのことです。

債務整理といっても自己破産や個人再生とは違い、弁護士や司法書士が代理人となって、裁判所を通さずにカード会社と交渉をし、返済計画を立てる手続きです。

任意整理によって、借金の元本そのものが減ることはありませんが、利息分を支払わなくてよくなるため、完済までの期間が長いほど借金の総額は減ります。

おまとめローンは、通常の借金と変わりませんので、金利が下がったとしても、元本にプラスした利息が発生します。

また、支払いすぎていた利息分に関しては過払い金として返還請求することが出来ます。

おまとめローンを任意整理することによって、借金は減るの?

任意整理をすることによって、減額される借金は元本以外の利息や遅延損害金の部分です。

おまとめローンを行っているカード会社の多くは、8~12%の金利で借り入れをしています。そのため、借金を一つにまとめたからといって利息がかからなくなるわけではありません。

しかし、おまとめローンを任意整理すれば、金利0%の借金にすることが可能なので、利息分が減額となります。

借金がどのくらい減るかについて以下で、具体的な例をあげて説明していきます。

任意整理の減額例

ここで、借金の総額が250万円ある場合に任意整理とおまとめローンでの返済について例をあげてみましょう。

金利15%で、60回払いで完済する場合の返済額の総額は、59.475円×60回=3,568,500円となります。つまり利息分の合計は、1,068,500円となります。

おまとめローンの場合には、月々の返済額を減らすことは出来ますが、借金そのものが減ることはありません。

おまとめローンを利用することによって、金利は8%~12%に下げることが出来ます。ここでは、15%から8%まで下げて計算をしてみたいと思います。

そうすると、250万円+約54万円=304万を分割して支払っていく必要があります。おまとめローンを利用しない場合に比べると金利は低くなりますが、おまとめローンも結局は借金の一つであり、約54万円の利息がかかっています。

一方で、任意整理の場合には利息分をカットすることが出来るので約100万円分をカットした元本の250万円を返済していけば良いです。

任意整理をすることによって、おまとめローンの場合と比べると54万円分も借金の返済額を減らすことが出来ます。確実に借金を減らした上で、返済を行っていきたいという方には任意整理がおすすめです。

まとめ

・おまとめローンは、複数のカード会社に借金がある場合に借り換えによって借金を1つにまとめること。月々の返済額を抑えて、返済しやすくすることが出来るが、月々の返済額は減っても借金の総額は変わらない。利息は、低くなるがカットされることはない。
・おまとめローンは、返済期間を延長できる。延長分は利息が増えるため借金の総額が大きくなる可能性がある。
・任意整理は、ブラックリストに載る。一度載ると削除されるまでに5~7年程度かかる。おまとめローンはブラックリストの載らない。
・ブックリストに載ると、クレジットカードの使用や、新たな借り入れが出来ない。
・おまとめローンを任意整理して、借金を減らすことが出来る。

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